2024年11月21日(木) 22:32 JST

NCSOFT 2023年2Q質疑応答

雑記

ま、翻訳なので、細かいところはすまん。ハングルのニュアンスとか知らんやんな。

てか、おまいたちはこういう読み物好きなんだろう?お?
読み物っていっても、翻訳を読みやすく意訳しただけだけども。

NCSOFTの2023年2Q決算での質疑応答

引用元はInven

Q.開発中のモバイルゲームのリリースが少しずつ遅れているようだが、その理由について詳しく説明してほしい。
A.「ファーズアップ(新作パズルゲーム)」の場合、私たち(NCSOFT)として初めて試すジャンルであり、グローバル市場での成果を出すことができるように準備中で、多少スケジュールが遅れている。「バトルクラッシュ」と「BSS(ブレイドアンドソウルS)」も同じ理由で遅れている。グローバル市場の顧客の満足を得るため、そして多様なプラットフォームに合わせて最適なプレイ環境を提供するために開発しているとスケジュールが遅れてしまっている。


Q.「AION2」もリリース作品にラインナップされているが、これもスケジュールが遅れているのか?
A. 「AION2」にプレイヤーの多くの関心が集中しているが、NCSOFTにとっての売上にとても重要な作品であるというのは、よく知られているように事実である。(大切なシリーズだよ。)

そのため、コンテンツ規模やクオリティなど様々な側面で新しい基準を提供できるゲームになると信じており、社内としても総力を注いでいる。詳細なニュースをこの場で明らかにするにはまだ早く、継続して開発が進行中である。


Q.「TL(スロリバ)」は国内CBTフィードバックをもとに改善中だったが、8~9月にグローバルCBTを予定したのではないか?グローバルCBTフィードバックも受けなければならず、改善するかも検討すべきだろうが、年内発売計画は変更しないのか?
A.「TL」は、今年4Qに国内(韓国)でリリース予定である。CBTから出てきた様々な問題を反映する過程を終え、4Qに国内に先行リリースを行い、人気を得た後、これをもとにグローバル市場で愛されるようになると予想している。


Q.既存ゲームの売上勢を見れば「リネージュM」は堅固であるが、「リネージュW」や「リネージュ2M」は、持続的にユーザーが減少している。前期決算では、この2タイトルは売上の安定化段階に入ったと発表があったが、本当に安定化フェーズに入るのはいつ頃か?
A.NCSOFTが予想していた売上安定化の傾向から計算が狂ったのは事実である。思ったより競合するタイトルがリリースされ、この2タイトルについては直接的な影響を受けたようだ。現在では、ユーザー復帰のためのイベントを強化するのが最善だと考えており、作業を進めている。この成果は、4Q頃に確認できるだろう。


Q.次期作である「TL」が、既存ゲームの売上減少を相殺するほどの売上が出ると思うか?でなければ、どのタイトルがその役割を果たすと予想しているのかを教えてほしい。
A.従来は、新作がリリースされると記録的な売上を見せていたが、「TL」はPCベースで、Amazon gamesのようにコンソールバージョンもリリースをするので、評価指標が既存のゲーム(リネージュシリーズのような)と違って、単独でNCSOFT全体の売り上げを引き上げるのは難しいと思う。

ただ、「ファーズアップ」をはじめ、「バトルクラッシュ」、「BSS」など新作が順次リリースされる予定があり、近いうちに「ブレイドアンドソウル2」が、台湾と日本でリリースを控えている。これらは指標である売上の改善にプラスの影響を及ぼすだろう。

一方、社内では世間の懸念事項をどのように相殺するか、そしてどのようにNCSFOTが再跳躍するかを気にしており、そのためのプロジェクトも多く準備中である。


Q.最後の「TL」CBTから得たフィードバックはどのようなものがあったか。
A.良い点と悪い点に分けて説明できると思う。

良い点としては、大規模戦争に対するものとオープンワールドに対する好評、そしてBMに対する肯定的なフィードバックがあった。
悪い点としては、序盤の導入(レベルアップ)に関するものと戦闘システムの改善の必要性があったが、これらは現在多くの修正を行っている。

戦闘システムを例に挙げると、ダイナミックな戦闘が可能なように応答速度をはじめ、移動しながら攻撃が可能になるように改善し、成長に楽しさを感じられるように単純な繰り返しコンテンツを減らし、成長速度を早くするように改善を行っている。


Q.「プロジェクトM」の開発進捗状況と発売日程はどのように準備中なのか気になる。
A.過去のGDCで見せた技術の大部分が「プロジェクトM」関連技術である。アクションベースのドラマジャンルで、従来試していなかったジャンルを実現したゲームなので、長期的なスパンで開発中である。だからといって、リリースは遠い未来というわけではない。プロジェクトMに関する詳細なニュースは、今後タイミングを見計らって発表する。


Q.最近のNCSOFTは、新タイトルがリリースされ売上が成長するのではなく、新規タイトルによる祭りを提供しつつも売上が成長していない。この会社の姿についてどう思うか。
A.俯瞰すると、NCSOFTはエンターテイメント企業である。エンターテイメントにおいて最も重要なのは、スピード感のある新作を持続的に発売することであるが、このためにはつぎの3つが必要だと考えている。

1つ目は、リソース(人材)。リソースを経営陣が正確に配分する能力が必要。

2つ目は、それを試した経験や知見が必要である。

3つ目は、この2つを合わせてどのように発展させることができるか戦略が必要であるが、私たちがグローバル市場攻略をして多様な新作を発売するにあたり、この3つの要素の中で不足した部分があったことを感じている状況である。

経営陣は、これらの問題点を十分に認識しており、原因分析を行っている。そのために、全社を挙げたプロセスチェックと構造的なチェックを進めている。現在はそのような分析に基づいて、新しい戦略を立てていると見てほしい。


Q.韓国を除いた「TL」アジア地域サービスもAmazon gamesが担当するのか。
A.韓国以外のアジア地域でのリリースは、Amazon Gamesと協議を進めており、グローバル発売日程に合わせて進行予定である。
関連ニュースは、Amazon Gamesで近いうちに発表されるだろう。


Q.無形資産が800億程度増加したが、正確にどのような理由で増加したのかを説明してください。
A.現在、NCSOFTの将来の成長のための様々な試みが行われている。その点で無形資産投資があった。一回限りではなく、持続的にこのような形態の無形資産投資を通じて中長期的な成長動力を得る作業を進めている。

多角的に長期的に成長するための努力をしており、このような無形資産投資に関する具体的な内容は先ほど述べたように、私たちが発表できる時期にIR以外のコミュニティチャンネルを通じて発表できるようにする。


だそう。なかなかスパイシーな質疑だったように思う、NCSOFTは巷で言われているとおり、新作を出しても祭りにはなるけれど会社として成長する時期は過ぎていて、落ち目の企業である認識はあるようで他のものにも投資してるよというお話。

あとは、リネージュWとリネージュ2Mはプレイヤー減少が続いてる模様。というか売り上げみれば失敗は歴然じゃないかねぇ。じゃあ本家はどうか?といわれればもうここにも挙がってこないんだな…悲しいね。

NCSOFTも対岸の火事というわけではなくて、国内を見渡せば楽天がヤバイことになってるなぁ。
モバイルが足引っ張って、育てたものを切り売りしていってる。楽天経済圏も悪化続きだしね。

それぞれ業界は異なるものの、その業界が成熟・飽和してくると、また違う難しさもあるんだろうなぁ。