2024年5月18日(土) 22:13 JST

2023年クラスの状況を見てみよう(2023上期KRナイト)

ナイト

リネの話に戻ろう。

昨年末だっけか?クラスリバランスがKRで実施されて、全クラスのナーフが入った。
そっから、リブートという形で、君主とドラゴンナイトが強化されましたよという感じ。じゃあクラスとして今どんな感じなのよってのを総括したのがKR公式サイトにコラム的に書かれてたので、乗っけて…翻訳怪しい部分は補ってみるやつ。

ただ、9割以上は意味が理解できると思うので、なるほどと思ったり参考になる点は多いんじゃないかと思う。

ナイトの現在地(2023年上期)

ナイトの問題点は、高コスト・低効率。

全てのスキルを習得すれば強いクラスだが、他クラスの同等スキルに比べ、コストがかかりすぎる。

この代表的なスキルは、カウンターバリア:マスターだが、習得することによって自分がスタン状況でもカウンターバリアが発動し、発動時にHPを回復する優れた性能を誇っている。しかし、CB:マスターは神話級に割り当てられていて、そもそも習得が大変なのに、ウォリアーのデモリッションは伝説級に割り当てられている。

したがって、ナイトのパフォーマンスを発揮するためにはより多くの費用がかかってしまう。

  • カウンターバリア:マスター
    スタン状態にもCBが発動、発動時HP回復、近接攻撃のみ反撃
  • デモリッション
    スタン状態でもタイタン系スキルが発動、近接・遠距離・魔法すべてに反撃

狩り性能でも、ナイトは高コスト・低効率の問題はそのまま。
リマスター時のPSS導入と、ダークフリーパス(レベル93まで高速レベルアップパス)アップデートで、サブキャラが増えた今、思い出の中でのナイトの強さを期待してサブキャラとしてナイトを育てたユーザが少しいたものの、狩り効率の低さにうんざりし他のクラスに変えたり、すでに育てたナイトを他のクラスに合算したりするプレイヤーが増えている。ナイトは現時点で、近接クラスの中で非常に狩り効率が低いクラスである。

狩りにおいて効率が低い理由は、近接クラス(1セル)の中で最も攻撃力が低い為。
※地エルフは…(ry

ナイト技術のブローアタックは、レベル90~95帯ではレベル毎に+2%という発動率上昇があるものの、すべての上昇値を合わせても同性能君主のブレイブメンタルより発動確率が低いままである。

近接ダメージ+5、近接命中+5のグローイングウェポンを加味すると、ナイトと君主のダメージ差のはさらに広がる。だからといってナイトが防御面で有利だとも思えません。ナイトのリダクションアーマーは、レベル50からレベル5毎にDR+1。剣と盾を使用する似たクラスであるフェンサーのインフィニティ:アーマーよりも数値が低くなっている。さらにERやDG等あらゆる面でもナイトが数値が低い。ナイトだけの特別な防御技術であるカウンターバリアは、ツーハンドソード装備時のみ使用可能となる制限があるため、ダガー中心の一般ナイトユーザーの狩りでの利用がほとんど見られない。

上位層で使われることが多い両手剣での狩りも、効率を出せない。シールド装備時よりもACとリダクションが減少する。カウンターバリアが特別な役割を果たすわけでもない。神話級スキルのカウンターバリア:マスターまで習得しても一般級のウォリアーのタイタン:ロック、タイタン:ブリッツ、タイタン:マジックより狩りでの防御は劣る。カウンターバリアは、物理攻撃のみが反撃対象で、さらにカウンターバリア:マスターの効果は、PvE(対モンス)には適用されないから。

現在のリネージュにおいて、大きなダメージは魔法を通じて発生することが多く、カウンターバリアは何の効果もない。運営は慌ててレイジングウェポンスキルまでを実装して両手剣のダメージ向上を狙ったが、防御面だけでなく攻撃面でも1セル近接クラスに劣る場面が多く、惜しい姿が続いている。